キャピタルゲインとインカムゲイン|自分と合う手法の選び方

キャピタルゲイン狙いなのか、インカムゲイン狙いなのか、結構違うのですがこれを明確に区別して投資している方は意外と多くないのが実態です。

でも、どちらを狙うかで売買手法は変わってきます。どちらかで売買タイミングや保有期間とかも変わってくるからです。

人それぞれ向き不向きがあるので、ご自分と合う手法の選び方について説明していきます。

10秒で分かる本日の概要
  1. キャピタルゲイン狙いとインカムゲイン狙いでは手法が大きく異なる
  2. 向き不向きは、その人の性格に左右されるので、自分に合った手法を使うのが吉
  3. キャピタルゲイン狙いなら米国株投資、インカムゲイン狙いならスワップサヤ取りなどがおすすめ

キャピタルゲインとインカムゲイン

キャピタルゲインとインカムゲインとは

キャピタルゲインとインカムゲインという言葉は聞いたことがあると思いますが、今日のトピックということで定義を明確にしておきます。

キャピタルゲイン:安く買って高く売る、高く売って安く買い戻すというトレードによって得られる利益こと

インカムゲイン:株式投資だと配当金、債券であれば利息などの保有していることで発生する現金収入のこと

この定義は全ての投資に共通していますが、株式投資で言えばキャピタルゲインは値幅が大きい銘柄や成長株を狙ってトレードし、インカムゲインは安定した大型株を狙って投資するのが一般的です。

キャピタルゲインを狙うのか、インカムゲインを狙うのかよって、売買タイミングや保有期間などの手法が大きく変わってくるので、まず明確しておいた方が良いです。

キャピタルゲイン狙いのメリットとデメリット

キャピタルゲインとは、シンプルに売買益のことなので、難しいという印象は無いと思いますが、キャピタルゲインを狙うということは、相応のメリットとデメリットがあります。

キャピタルゲイン狙いのメリット
  • 短期間で大きな利益を狙うことが可能
  • 空売りもできるので、相場が悪いときでも儲けることが可能
  • 損切りすることで、資金効率が高められる
キャピタルゲイン狙いのデメリット
  • 値動きによっては大きな損失になる可能性もあるリスクが高い手法
  • ポジションクローズまで利益が確定しないため、利益の予測は不可能

ザックリと言えば、ハイリスクハイリターンな取引がキャピタルゲイン狙いだと言えます。

インカムゲイン狙いのメリットとデメリット

次にインカムゲイン狙いのメリットとデメリットを整理していきます。

インカムゲイン狙いのメリット
  • 値動きの小さい安定株を狙うのがセオリーなので、リスクは低め
  • 配当予測など期初に発表されるので、ある程度収入額を読みやすい
インカムゲイン狙いのデメリット
  • 配当額が大幅に増加になるとかは少なく、短期間に大きな利益は狙えない
  • 相場が悪ければ値下がりして配当金以上の損失になることもある
  • 長期間継続した投資が必要となるため、資金効率は悪くなる

インカムゲイン狙いは、ローリスクローリターンな手法と言えます。

このようにメリットとデメリットを整理すると、キャピタルゲイン狙いとインカムゲイン狙いが大きく異なると言っている理由が良く分かると思います。

向き不向きは人それぞれ

上述したように、どちらの手法も一長一短で良い悪いというものではありません。

特徴が大きく異なるので、性格によって向き不向きは人それぞれです。

キャピタルゲイン狙い向きな方:瞬発力がある、思い切りが良い方など

インカムゲイン狙い向きな方:粘り強い、コツコツを続けるのが好きな方など

キャピタルゲイン狙いというのは、判断力が重要です。タイミングが少し遅れれば、その分利ザヤが減ってしまう可能性があります。

一方で、インカムゲイン狙いは、タイミングというよりもいかに継続できるかが重要です。長期投資なので、悪いときは必ずあります。そんな時に粘り強く続けるのは結構難しかったりします。

もちろん、どちらかにしなければいけないという類の話ではありませんが、1回のトレードでキャピタルゲインとインカムゲインを両方とも狙いにいく欲張りな戦法はやめておいた方が良いです。

2つのメリットを取れるかもしれませんが、デメリットもセットで付いてくるので、トレードがどんどん複雑になっていきます。

トレードはシンプルなルールでやる方が良いです。

キャピタルゲイン狙いの手法

米国株投資

キャピタルゲイン狙いの代名詞と言えば米国株投資です。

米国企業は株主還元にも積極的なので、選ぶ銘柄によってはインカムゲインの側面も持っていますが、最大の魅力は株価が右肩上がりで推移していることです。

つまり、キャピタルゲイン狙いで大きな利益を狙うことが可能です。

最近は、日本の証券会社でも米国株投資に力を入れ出しており、手数料もリーズナブルな価格に下がってきているので、今後ますます人気化する可能性が高いです。

VIX指数投資

もう一つキャピタルゲイン狙いの投資法として紹介したいのが、VIX指数投資です。

VIX指数とは恐怖指数と呼ばれて、相場の悲観度の表すと言われています。

それで?という話ですが、実はこのVIX指数に連動する金融商品が存在しています

このVIX指数は、相場環境が悪くなると暴騰しますが、しばらくすると元に戻ろうとする法則があります。この価格法則を利用すると簡単に利益が出せてしまいます。

インカムゲイン狙いの手法

J-REIT

日本株で配当狙いならJ-REIT一択だと思います。

J-REITは、不動産投資を専門にする企業の上場株のことで、法律的に配当利回りが高くなるようにできているので、トヨタ自動車やソニーのような事業会社の株式と比べて高配当になります。

値動きは不動産価格に左右されますが、値動きも比較的大きくないので、安定株と言えます。

スワップポイントのサヤ取り

インカムゲイン狙いならば、スワップポイントのサヤ取りも押さえておきたいです。

こちらは同一通貨を両建てするので、価格変動リスクを回避する手法なので、通常のインカムゲイン狙いよりもさらにリスクが低いことが特徴です。

特に、トルコリラでスワップポイントのサヤ取りをすれば、利回り10%超を狙うことも可能です。

FTSE100積み立て投資

インカムゲイン狙いの中でひそかに人気手法として知られているのがFTSE100投資です。

FTSE100はイギリスの株価指数で、くりっく365のCFD取引を利用することにより、レバレッジをかけることができるため、通常3%程度の利回りを10%近くまで膨らませることが可能です。

イギリス自体はEU離脱問題で揺れていますが、FTSE100に名を連ねる企業にはユニリーバやシェルなど日本でも知られたグローバル企業がたくさん入っているので、影響はそこまで大きくないです。