株の大暴落で儲ける投資法|空売り、VIX投資、バリュー投資

株の大暴落は投資家なら誰もが恐れることです。

しかし、実はこの大暴落で儲ける方法があるので、単純な空売りからVIX投資、暴落後のバリュー投資といった手法を紹介していきます。

投資は上昇相場でしか儲けられないのではなく、誰も悲観する暴落時にこそチャンスがあります。

10秒で分かる本日の概要
  1. 株の大暴落は定期的にやってくるので、万が一に備えて対策を怠ってはいけない
  2. と言っても、人間のメンタルは弱いので、資金管理して自分をコントロールできる環境づくりが重要
  3. 暴落局面ではVIX投資、暴落後にはバリュー投資で大きく儲けることが可能

株の大暴落が起きる前の心構え

株の暴落は定期的にやってくる

今でも引き合いに出されるリーマンショックを代表に、古くは1929年のウォール街大暴落やオイルショック、ブラックマンデー、アジア通貨危機、ITバブル崩壊など株の暴落は定期的にやってきます。

論より証拠ということで、まずは91年1月から19年7月までの日経平均のチャートをご覧下さい。

上図を見ると分かる通り、大小ありますが、日経平均には定期的に暴落する局面があります。

右肩上がりと言われるNYダウのチャートも見ておきます。

確かに右肩上がりですが、特にリーマンショックでの暴落では大きく値を下げており、他にも小さな暴落は何度か繰り返していることが確認できます。

このように、株式投資するそもそもの前提として、どこかで暴落は必ずくるということは頭の片隅に入れておく必要があります。

人間はメンタルが弱い

我々人間のメンタルは非常にもろいです。

投資においては、損でも、利益でも、お金が絡むと合理的な判断ができなくなります。

ニュートラルな目線なら売りの場面でも含み損を抱えていると損切りできなくなったり、逆に買うべき場面で利確を急いだりなど、上手くいかないのです。

ここら辺の話はプロスペクト理論と呼ばれる、れっきとした学問(行動経済学)によって明らかにされている話でもあります。

いずれにせよ、我々人間の本質はあまり投資家向きではないということを知り、その上で何をすべきかを考えることが大切です。

資金管理を徹底すること

我々はメンタルが弱い生き物なので、その対策は冷静に自分をコントロールできる環境をつくることが重要になります。

具体的には、資金管理を徹底すれば、メンタルはコントロールしやすくなります。

月給30万円の方が全財産500万円で勝負していたら、気が気でないはずです。

これが10万円ぐらいの投資で大きく動いても1万円程度の損益であれば、損をしたとしても狼狽することは無いはずです。

要するに、自分の身の丈にあった資金量でトレードするということが重要です。

特に、暴落後しばらく経過して過熱感が帯びているような相場ではいつ暴落してもおかしくないので、特に投資金額は少なめにするのが良いです。

リスクの低い投資を活用する

とは言え、数年間も控えめな投資を続けるのは、資金効率の面から言って、非効率です。

余剰資金は、リスクが低めの投資に回して数%の利回りを稼ぎ出すのが効率的です。

具体的に、リスクの低い投資法の話をし出すと大きく脱線してしまいそうなので、詳しくは別ページでの説明とさせて下さい。

株の大暴落で儲ける方法|空売り、VIX投資、バリュー投資

株の暴落にベットする方法

まず、株の暴落にベットするということは、上昇相場のトレンド転換を狙うということなので、逆張り投資となりそれなりにリスクが高い投資法であることはご理解下さい。

個人的には、暴落を予想してそこを取りにいくよりも、暴落が始まってから後述するVIX投資やバリュー投資で儲けを出せば良いのではないかと考えています。

その上で、株の暴落を狙う方法は現物取引でやるか、信用取引でやるかで区別されます。

現物取引の場合

・ETF(ダブルインバース)の購入

信用取引の場合

・ETF(レバレッジ)の空売り
・日経平均の値嵩株の空売り

日経ダブルインバース指数ETF(証券コード:1357)は、日経平均の値動きに対して2倍の値動きで逆相関をするように設計されているETFです。

ETFなので通常の株式投資と同じ要領で取引ができます。

信用取引でもダブルインバースを信用買いできますが、このETFは長期的に減価(価値を減らす)していく点や信用取引の金利手数料などを踏まえると日経に連動するETFの空売りの方がおすすめです。

具体的には、日経平均レバレッジ指数ETF(証券コード:1570)は日経の値動きに対して2倍の値動きで相関するので、暴落すれば大きな利益を上げることが可能です。

また、ソフトバンクやファーストリテイリングなど、リスクを取っている日経平均の値嵩株の空売りでも利益を期待することができます。

暴落時の値幅を取るVIX投資

VIX指数と呼ばれる相場の悲観度を測る指数があります。

これは、アメリカのS&P500のボラティリティ(値動き)に連動するように設計されている指数で、一般的に暴落時の保険として投資されます。

我々個人投資家が暴落時のヘッジのためにVIX指数に投資するのはあまり意味が無いと思いますが、暴落が始まると、VIX指数は特徴的な値動きをするため、何度も儲けるチャンスがあります。

実際に、VIX指数が跳ね上がると元の位置に回帰します。

単純に、暴落して値幅が大きくなってもそれが永遠に拡大を続けることはないので、VIX指数も永遠に上昇を続けることはあり得ないというわけです。

値下がり後のバリュー投資

最後に、値下がり後のバリュー投資について説明します。

これは単純に暴落して安くなった株を買うという手法ですが、暴落後に値上がりする株を見極めるなくてはいけないので、一筋縄ではいきません。

大暴落の局面では、どんな優良株でも売り込まれる、もしくは踏みとどまるのが限界です。

しかし、逆に暴落が過ぎ去ると、こういった優良株はいち早く復活して、驚くべきスピードで株価が上昇していきます。

なので、こうした暴落だから、とりあえず売り込まれた銘柄を狙って投資するのが良いと思います。

銘柄を見極めるポイント
  • 売上とEPS(1株当たり利益)の成長率
  • 時価総額
  • 事業内容の将来性

一番重要なことは売上とEPSがきちんと成長しているかどうかというポイントで、目安としては年30%程度の成長を続けている企業が暴落局面で売られていたら、間違いなくチャンスです。

特に、時価総額が小さい会社の場合、暴落で簡単に値下がりしやすい反面、値が軽いので当然値上がりもしやすいので期待することができます。

また、事業内容については、何が将来性があるかなんて我々一般人が予想できるものではありませんが、逆に将来性の無さそうな事業ならなんとなく想像できるものもあると思います。

そういった企業は掴まないように気を付けるという程度で構わないです。