株主優待クロス取引(つなぎ売り)銘柄選び方|月別おすすめ銘柄

株主優待のクロス取引に興味は出てきたけど、実際に何を買ったらいいのか分からないと悩んでいる方は多いと思います。

そこで、銘柄の選び方や月別のおすすめ銘柄などを紹介していきます。

優待のクロス取引は、株式投資初心者の方にもおすすめできる手法なので、ぜひ取り組んでみて戴ければと思います。

10秒で分かる本日の概要
  1. 何でもかんでもクロス取引すれば良いわけではなく、資金効率を意識するのが重要。目安は利回り1%以上
  2. 高利回り人気銘柄は早めのクロスが必要なので、資金拘束期間が長くなり逆に資金効率が悪くなる
  3. 2月、3月、6月、8月、9月、12月は優待銘柄が多い月なので、クロス取引も盛り上がる

株主優待クロス取引(つなぎ売り)銘柄の選び方

資金効率を意識するのが重要

まず、クロス取引は資金効率を意識するのが重要です。

実際に、銘柄選定の基準としては、利回り1%以上を目安にすると良いです。

例えば、優待で有名なビックカメラで利回りを計算してみます。

取得金額は100株で113,800円(19年5月10日時点)となり、SBI証券で権利確定の14日前に取引した場合の必要コストは113円+145円+(113,800円×0.039×14日÷365日)=428円です。

もらえる優待は、ビックカメラで使える金券2,000円です。

つまり、2,000円-428円=1,572円の利益が見込まれ、利回りは1,572円÷113,800円=1.38%となります。

よって、ビックカメラはクロス取引の投資対象として魅力的であると判断します。

利回り1%と言っても、資金が拘束される期間は長くても1カ月なので、少なく見積もっても年利換算すると12%相当と考えることができます。

メガバン銀行金利は年利0.01%、米国債が年利2.5%程度、インデックス投信が年利4%程度に対して、クロス取引の資金効率がいかに高いかご理解戴けると思います。

ただし、利回り1%を下回ってくると、他の投資手法の方が資金効率は良くなってくるので、利回りの目安は1%以上としています。

さらに利回りの高い投資手法が気になる方は下記ページをご覧下さい。

高利回り銘柄はむしろ資金効率が悪い

優待銘柄の中には高利回り銘柄が存在します。それこそ、2%、3%利回りがある銘柄もあります。

当然、そうした銘柄でクロス取引した方が資金効率が良いことは言うまでもありません。

しかし、ここで考えなければいけないのが、人気銘柄であるほど早くからクロス取引をしなければいけないということです。

つまり、資金が拘束される期間が増えるし、貸し株料でコストが上がるので、高利回り銘柄の方が資金効率が悪くなる可能性があります。

実際に、3日前に投資金額15万円で優待3,000円相当の銘柄をクロスしたとすると、売買手数料258円、貸し株料48円で利益は、2,694円となります。

利回りは1.796%で、年利換算で218.51%となります。

これに対して、15日前に投資金額15万円で優待が倍の6,000円相当の銘柄をクロスしたとすると、売買手数料258円、貸し株料240円で利益は5,502円となります。

利回りは3.668%で、年利換算で89.25%となります。

この結果から言えることは、優待利回りが高い銘柄でクロス取引するよりも、資金の拘束期間が短くて、1%以上の利回り銘柄でクロスした方が資金効率が良いということです。

実際に、私は権利確定日の1週間前から銘柄物色を始めて、前日までに徐々に仕込んでいます。

毎月やってもしょうがない

銘柄によって権利確定月が違うので、毎月クロス取引のチャンスはあります。

ただし、当然権利確定月の銘柄数には偏りがあります。具体的には、2月、3月、6月、8月、9月、12月に銘柄が集中します。

クロス取引できる名柄が少ない月は、利回りが高い特定の銘柄に人気が集中するため、優待争奪戦は熾烈を極めます。

せっかく資金を用意したのに、クロス取引できずに終わる、もしくは低利回りの名柄に甘んじることになるというのが、たいていの結果です。

優待が少ない月は、他の投資法に取り組んだ方が効率的というのが現実です。

月別おすすめ銘柄(2月、3月、6月、8月、9月、12月)

2月のおすすめ銘柄

ビックカメラ (3048)

投資金額:約12万円 優待内容:自社金券(2,000円相当) 優待利回り(手数料除く):1.67%

DCMホールディングス (3050)

投資金額:約11万円 優待内容:日用雑貨(2,000円相当) 優待利回り(手数料除く):1.82%

イオンモール (8905)

投資金額:約17万円 優待内容:イオンギフト券(3,000円相当) 優待利回り(手数料除く):1.76%

3月のおすすめ銘柄

オリックス (8591)

投資金額:約16万円 優待内容:カタログギフト(3,000円相当) 優待利回り(手数料除く):1.86%

アサックス (8772)

投資金額:約5万5千円 優待内容:クオカード(2,000円相当) 優待利回り(手数料除く):3.64%

ヤマウラ (1780)

投資金額:約9万円 優待内容:長野県地場特産品(3,000円相当) 優待利回り(手数料除く):3.33%

6月のおすすめ銘柄

ムゲンエステート (3299)

投資金額:約5万円 優待内容:クオカード(1,000円相当) 優待利回り(手数料除く):2.00%

GMOインターネット (9449)

投資金額:約17万円 優待内容:くまポンギフト券(2,000円相当)、GMOクリック証券手数料キャッシュバック(上限5,000円相当)、他 優待利回り(手数料除く):4.12%

すかいらーくホールディングス (3197)

投資金額:約18万円 優待内容:自社金券(3,000円相当) 優待利回り(手数料除く):1.67%

8月のおすすめ銘柄

吉野家ホールディングス (9861)

投資金額:約17万円 優待内容:自社金券(3,000円相当) 優待利回り(手数料除く):1.76%

クリエイト・レストランツ・ホールディングス (3387)

投資金額:約13万円 優待内容:自社金券(3,000円相当) 優待利回り(手数料除く):2.31%

大庄 (9979)

投資金額:約15万円 優待内容:自社金券or産直品(2,500円相当) 優待利回り(手数料除く):1.67%

9月のおすすめ銘柄

セントケア・ホールディング (2374)

投資金額:約5万円 優待内容:クオカード(1,000円相当) 優待利回り(手数料除く):2.00%

タカノ (7885)

投資金額:約7万円 優待内容:長野県特産品(1,000円相当) 優待利回り(手数料除く):1.43%

アドバンスクリエイト (8798)

投資金額:約17万円 優待内容:カタログギフト(2,500円相当) 優待利回り(手数料除く):1.47%

12月のおすすめ銘柄

きちりホールディングス (3082)

投資金額:約7万円 優待内容:自社金券(3,000円相当) 優待利回り(手数料除く):4.29%

Jトラスト (8508)

投資金額:約13万円 優待内容:楽天ポイント(2,500円相当) 優待利回り(手数料除く):1.92%

ラックランド (9612)

投資金額:約21万円 優待内容:宮城県特産品(3,000円相当) 優待利回り(手数料除く):1.43%

クロス取引ならGMOクリック証券がおすすめ

取引コストが安い

さすがに業界最安水準と言うだけあって、手数料が安く設定されています。

特にクロス取引では、もらえる優待額が当初より増えることは無いので、この手数料をいかに安く済ませるかが、パフォーマンスを上げていく鍵になってきます。

GMOクリック証券は、手数料については申し分のない会社です。

また、後述しますが、さらに手数料を安くする裏技があるので、最後まで読んでみて下さい。

一般信用売りの在庫数が豊富

優待のクロス取引をしようとすると、一般信用売りの在庫が無くて泣かされることが多いです。

最近は、クロス取引がメジャーになってきたので、参加者が増加して争奪戦はますます激しさを増しているように感じます。

ただ、在庫が無い本当の原因はクロス取引ではありません。

人気優待の場合、権利落ちで株価が下落します。

例えば、クオカードやら人気飲食店の金券などは、ほとんど現金と変わらない価値があります。

配当金落ちという現象があるのに、優待で株価下落しないはずがないのです。

空売りすれば利益が出るのですが、通常はその代わりに逆日歩というコストが発生するので、空売りする人は多くありません。

一般信用売りでは、その逆日歩が発生しないとなれば、手堅く儲かるので在庫数が尽きるまで空売りしたいという人が現れるわけです。

GMOクリック証券では、一人の投資家が空売りできる株数を制限しているので、上記のような大量の空売りを避けることができ、他社と比べると結構在庫が残っていることが多いです。

GMOグループの株主優待を活用すればさらにお得

最後に、GMOグループは数社が上場しており、各社株主優待を実施しているのですが、その中に売買手数料をキャッシュバックしてくれるものがあります。

これを活用すれば、もともと安い手数料を更に抑えることが可能となります。

銘柄(証券コード) キャッシュバック金額(半期ごと)
GMOインターネット (9449) 100株以上:5,000円
GMOフィナンシャルホールディングス (7177) 100株以上:3,000円 300株以上:5,000円 500株以上:7,000円
1,000株以上:10,000円 3,000株以上:13,000円 5,000株以上:15,000円
GMOアドパートナーズ (4784) 100株以上:3,000円
GMOクラウド(3788) 100株以上(6ヵ月以上継続保有):3000円
GMOペパボ(3633) 100株以上:1,500円 200株以上:3,000円

5社紹介しましたが、特にマーカーを引いた3社が優待利回り10%超なので、100株ずつ保有しておけば、半期で11,000円、1年間で上限22,000円での支払った手数料分だけキャッシュバックを受けられます。

売買手数料で22,000円も使うのは、逆に大変だと思います。

ということで、優待のクロス取引を始めるなら、GMOクリック証券を選ぶのが最も効率的です。

GMOクリック証券の詳細はこちらからどうぞ!

株主優待のクロス取引はリスクも低く、それなりの利回りが見込めるので、銀行に預金が眠っている方は今すぐ始めた方がいいですよ(´・ω・`)