株でインカムゲイン狙いなら米国株かリート|おすすめ高配当銘柄

インカムゲイン狙いの投資家は、国内高配当銘柄に投資している方が多いと思いますが、それは含み損になるリスクが高い投資です。

利回りだけではなくて、キャピタルゲイン狙いの投資と同じように銘柄と向き合うのが大切です。

その上で、株でインカムゲインを狙うなら、米国株かリート(J-REIT)がおすすめです。

10秒で分かる本日の概要
  1. インカムゲイン狙いでも企業成長が銘柄選びには重要
  2. 国内高配当株は株価が下がりやすいので、インカムゲイン狙いには向いていない
  3. インカムゲイン狙いならば、米国株かJ-REITがおすすめ

インカムゲイン狙いの投資

インカムゲインとキャピタルゲイン

まずは、2つの定義を明確にしておきます。

キャピタルゲイン:安く買って高く売る、高く売って安く買い戻すというトレードによって得られる利益こと

インカムゲイン:株式投資だと配当金、債券であれば利息などの保有していることで発生する現金収入のこと

今回説明する株のインカムゲインは、配当金や優待などの株主還元を狙った投資となります。

基本的には、インカムゲイン狙いは長期投資が前提となり、企業が成長を続けていくという前提のもとに成り立っている投資法です。

キャピタルゲイン狙いに対して、インカムゲイン狙いの方が一般的にリターンは少なくなるものの、リスクも抑えることができます。

銘柄を選ぶ基準

インカムゲイン狙いが銘柄を選ぶ上で、一番気にしなければいけないことは株価が値下がりして配当以上の含み損を抱えるリスクです。

なので、インカムゲイン狙いの銘柄を選ぶ基準は、まず値下がりしにくい銘柄、つまり企業の成長性を確認しておく必要があります。

企業が利益を将来的にどれだけ出せるかで株価は決まるので、過熱感がある場合を除いて成長性がある銘柄の株価は値下がりしにくいです。

高配当株に良くあるパターンとして、傾斜産業で利益は下がっているが、配当性向を引き上げて高配当を維持しているようなパターンです。

さらに悪いのは株価が下がるので利回りが良くなり、より高配当に見えてしまうことです。

最近だとJTや日産などは、このようなダメな高配当株の代表格と言えます。

相場は悪いときもありますが、企業が成長を続ける限り長い目でみて株価は上がっていくので、インカムゲイン狙いの投資は成り立つと言えます。

メリットとデメリット

インカムゲイン狙いの投資で、メリットとデメリットをまとめておきます。

インカムゲイン狙いのメリット
  • 値動きの小さい安定株を狙うのがセオリーなので、リスクは低め
  • 配当予測など期初に発表されるので、ある程度収入額を読みやすい
インカムゲイン狙いのデメリット
  • 配当額が大幅に増加になるとかは少なく、短期間に大きな利益は狙えない
  • 相場が悪ければ値下がりして配当金以上の損失になることもある
  • 長期間継続した投資が必要となるため、資金効率は悪くなる

インカムゲイン狙いは、ローリスクローリターンな手法と言えます。

ただし、上述した通り銘柄の見極めが大切なので、安易な高配当株への投資は値下がりによりトータルで損失を出す可能性があります。

インカムゲイン狙うなら米国株かリート|おすすめ高配当銘柄

国内高配当銘柄はNG

上述してしまいましたが、国内高配当銘柄への投資はあまりおすすめできません。

というのも、日本企業は資本効率を意識した経営が浸透しておらず、成長性はあまり高くないと考えられているからです。

企業の資本効率を測る指標としてROEという指標がありますが、日本企業は米国企業に対してここが低く、我々投資家の資金を企業成長に振り向けるのが苦手です。

企業成長しにくいのであれば、当然株価も上がりません。

日本も徐々にROEを意識した経営に変わってきてはいますが、高配当株には動きが遅い大企業が多く、投資家からの評価が変わるにはまだ時間が掛かると思います。

インカムゲイン狙うなら米国株かリート

じゃあ、いったいどこに投資すれば良いのかという話ですが、私は米国株かリート(J-REIT)をおすすめしたいと考えています。

米国株は言わずと知れた高い成長性を有しており、株主還元にも積極的な企業が多いです

また、証券会社も米国株人気に対応して、国内投資と比べて非常に割高だった手数料が少しずつ見直されており、魅力が高まってきています。

次におすすめなのがリート(J-REIT)です。

リートは、不動産投資に限定された株式銘柄のことですが、国内株式と同じように売買できるので、手軽さという点でおすすめです。

日本はマイナス金利を導入しているので、超低金利で資金調達ができます。

つまり、金利が重荷となる不動産投資において、利益が出しやすい環境にあるわけで、これは銘柄を選ぶ条件で説明した成長性という点で評価できます。

米国株のおすすめ銘柄

米国株のおすすめ銘柄を紹介していきます。

米国には企業成長し続けて、連続増配し続けている銘柄が存在します。

米国株の中でもインカムゲイン狙いで長期投資するには最高の銘柄だと考えます。

スリーエム(MMM)

連続増配年数:60年 配当利回り:3.34%

コカ・コーラ(KO)

連続増配年数:56年 配当利回り:3.11%

ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)

連続増配年数:56年 配当利回り:2.92%

配当利回りでみると、物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、毎年増配しているので長期投資していれば利回りが良くなっていきます。

もちろん、50年以上増配していても、業績が悪くなれば減配と言う可能性もあるので、資金管理には十分気を付けて下さい。

J-REITのおすすめ銘柄

J-REITのおすすめ銘柄を紹介していきます。

もともとリートは米国発祥なので、米国株にも魅力的なリートが数多くありますが、米国株なら上述した連続増配株の方が良いです。

国内株でやるなら、J-REITをお勧めするというスタンスです。

タカラレーベン不動産投資法人(3492)

種類:総合型 分配金利回り:6.92%

マリモ地方創生リート投資法人(3470)

種類:総合型 分配金利回り:5.75%

トーセイ・リート投資法人 (3451)

種類:総合型 分配金利回り:5.71%

国内トップクラスの高配当株と同等レベルの利回りを誇る一方で、価格変動リスクはJ-REITの方が低いので、国内株ならリートが良いです。