資産規模でお金の増やし方は違う!資産額別のお金増幅法

お金の増やし方は資産規模のフェーズによって変わってくると考えています。

これは、資金が100万円ぐらいしかないのに、年利10%程度の投資法をやっているとお金が増えていくのに膨大な時間が掛かってしまうので、もっと効率良く投資法を選択すべきということです。

本日は2つの投資法を紹介しつつ、お金を効率的に増やしていく方法を説明していきます。

10秒で分かる本日の概要
  1. お金を増やそうと思ったら、投資を始める前に資金量を増やすのが重要
  2. 資金量を増やすには支出の削減が必要。優待クロス取引を活用すれば、生活コストを下げやすい
  3. そして、資産が増えてきたらスワップサヤ取りを組合せることで、効率的にお金が増やせる

資産規模でお金の増やし方は違う!

リターンの絶対値は投資額で決まる

当たり前と言われてしまうとその通りなのですが、リターンの金額というのは投資額によって決まってきます。同じ投資法で100万円投資と、1000万円投資するのを比較すると、リターンとして得られる利益は1000万円の方が多くなります。

例えば、年利10%の投資法であれば、100万円投資すると年10万円得られるのに対して、1000万円ならば年100万円の利益が得られるわけです。

つまり、同じ投資をしていて資金が多い人に対して収入が上回ることは絶対にありません。

今日の話を始める上で、この感覚は非常に重要で、言われれば当たり前だと思いますが、積立投資で毎月1万円をコツコツ投資するとかやっている方は多いのではないでしょうか。リスク分散という視点では良い投資なのですが、効率的にお金を増やしていく方法はもっと別にあります。

要は、お金を効率的に増やす方法を考える上で、小口資金のうちはいかに資金量を増やすかというのが最重要事項となるわけです。

大きく資金増やすにはリスクを取るしかないのか?

では、どうやって小口資金を増やしていくかという話ですが、リスクを取って、資金を増やしていく方法が一般的です。株やFXでリスクの高い投資をしてリターンを得るということです。

個人的に推奨する方法では無いので、詳しく解説しませんが、例えば値動きの激しい成長株への投資やハイレバレッジでのFXトレードなどが挙げられます。

海外FXだとゼロカットと呼ばれる(自己資金以上の負債が発生しない)仕組みがあるので、レバレッジ888倍でのギャンブル投資なんて方法もあります。

でも、リスクが高いということが小口資金であっても大切なお金が無くなってしまう可能性があるわけです。なので、リスクは高めずに効率良くお金を増やしていく方法というの説明していきます。

詳しくはフェーズごとに後述していきますが、ざっくり言うと現在の労働収入から貯金できる金額を最大化するというのが最も近道です。

貯金額を増やすのが最優先

貯金額を増やすって・・そんな当たり前のことを言われてもって感じだと思いますが、生活を見直していくのと同時に金融知識を駆使すれば、さらに生活コストを下げることが可能になります。

繰り返しますが、お金を増やしていくコツは、投資してお金を増やすという発想ではなく、資金量そのものを増やすという切り口で考えることが重要です。

なので、投資の話もしていきますが、無駄な支出を減らすことも大切です。

月々の通信費や無駄な飲み会、外食など、あまり考えたことの無い方であれば見直せる無駄遣いというのは必ずあると思います。

どこを目標値に設定するのか?

ちなみに、お金を増やしていこうとする上で、目標値の設定をしておくのはおすすめです。

私の場合だと、投資でお金の増えるスピードが自分の支出を上回ることを目標にしています。言い換えると、本業以外の収入が支出を上回っているという状態です。

そうすると、本業で得た収入は全て貯蓄(投資)に回すことができるというわけです。当然、この状態が定着すれば、アーリーリタイアしても困らないということになります。

私は、上述した目標を達成する水準まできているので、そろそろ新しい目標が必要かななんて考えていますが、とりあえず目先で達成できそうな目標を設定すると良いと思います。

もちろん、私のように増やす金額に目標値を置くか、資産額に目標値を置くかは、自分の目指すところによって変わってきます。例えば、老後の資金が欲しいとなれば資産額2000万円あたりを目標値に設定してみるのも良いわけです。

お金を増やしていくステップ

生活の支出を削る

すでに上述してしまいましたが、生活コストを下げるというのは、必須事項となります。

貯蓄額というのは、収入-支出で決まります。働いている方は良く分かると思いますが、毎月の収入を1万円増やそうとするのは並大抵のことではありません。

サラリーマンであれば、どんなに頑張っても昇給する時期は決まっているので、半年とか1年とか待たなければいけません。

一方で、支出を1万円減らそうとするのは、結構簡単にできてしまうものです。実際に私がそうでしたが、スマホを格安SIMに変えただけで、月々の通信費は7~8千円下がった記憶があります。

同僚と飲みに行くと最低5千円は吹き飛ぶし、カッコつけて後輩に奢ったりした日には1万円以上の出費になります。この回数を1回でも2回でも減らせれば、1万円なんてすぐに捻出できます。

要するに、収入を増やすより支出を削る方がはるかに簡単です。また、支出はやれる限り徹底的に減らすことを意識して下さい。貯金額が1円でも増えれば、将来お金が増えるスピードが増幅します。

ポイント投資による貯蓄額の底上げ

生活コストを下げるのと同時に、普段の支出をポイント還元に紐づけて上手く活用することで、貯蓄額を底上げすることが可能です。

私の場合は、楽天ポイントを使っています。楽天ポイントは様々なところでポイント還元が得られて、さらに投資信託を貯めたポイントで購入することで、ポイントの現金化が可能となります。

もちろん、他のポイントプログラムを使って、生活必需品をポイントで買ったりすれば生活コストを下げられると思います。

いずれにせよ、普段の支出でポイント還元を得ていない方はもったいないので、何かしらのポイントプログラムで貯めていくようにして下さい。

私は、なんだかんだで毎月楽天ポイントを3,000~4,000円分程度獲得しています。(仕事柄出張とか多いので・・)

スマホ代や日々の消費、クレカなどを一つに集めれば、支出が少ない方でも毎月1,000円分ぐらいは貯まっていくと思います。1,000円なんてたいしたこと無いかもですが、1年続ければ12,000円です。この金額を馬鹿にできる方はそんなに多くないと思います。

小口資金を有効活用する魔法の投資法

肝心の投資法ですが、小口資金のうちは株主優待のクロス取引がおすすめです。

株主優待は企業が株主に対して行う利益還元の一つで、食品や雑貨、金券など企業により様々な優待が設定されています。

例えば、普段家族でいくファミレスでも優待を使えば、無料で飲食できてしまいます。家族4人なら5,000円ぐらいのコストが浮くわけです。他にも、お米や食品、飲み物、お掃除用品、食器、被服品などの優待品を受け取れば、当然生活コストが下がります。

優待を得るためには企業の株式を買わなければいけなく、権利落ちの値崩れなどで損をする可能性もあるため、通常は美味しい取引とは言えません。

しかし、クロス取引という手法を用いることで、買いと売りを両建てするので価格変動リスクなく優待を取得して確実に利益を出すことが可能です。

そして、優待というのは、個人投資家を獲得するために行われている制度なので、小口資金の方が利回り高くなるように設計されています。

例えば、100株10万円の投資で1000円のクオカード、1000株100万円の投資で3000円のクオカードがもらえるみたいな設定です。

これは、10万円だと1%の利回りに対して、100万円の投資では0.3%しか利回りが無くなります。つまり、10万円投資して、残りは別の企業に投資するのが正解です。

小口資金の利回りが有利なのに加えて、クロス取引ならば資金を回転させて毎月優待を取得できます。1月はA社、2月はB社、3月はC社という感じです。

1回のクロス取引は1~2%と利回りは高くなくみえますが、毎月やれば12倍になるわけです。

優待が少ない月は利回りを上げられないこともありますが、逆に3月、9月、12月のような優待が多い月ならば、2~3%は普通に狙えるし、利回りが10%近くなる高利回り優待も存在します。

スワップポイントのサヤ取り

最後に、上述してきたような方法である程度資金が貯蓄できたら、次のフェーズのスワップポイントのサヤ取りに移行していくのが良いと思います。

移行と言っても、100万円以上の余剰資金は残しておいて、優待のクロス取引をやりつつ、万が一大きく価格変動した時の証拠金積み増し用にしておくことをおすすめします。

利回り10%超えの投資法なので、収入を自動化できます。ここから得る利益を再投資して、上述した方法で増やした貯蓄も加えていけば、雪だるま式にお金が増えていくという計算になります。

仮に、軍資金300万円で10%の利回り(税引き前)の投資を行い、本業の収入のうち年間100万円を資金に追加する場合は以下のようなシミュレーションになります。

当初 1年後 2年後 5年後 10年後 20年後
資産総額 300万円 424万円 558万円 1,027万円 2,096万円 5,974万円
元本 300万円 400万円 500万円 800万円 1,300万円 2,300万円

上記シミュレーションは売買益にかかる税金20%も考慮しています。増えるのは予想通りですが、おそらく想像以上の結果ではないかと思います。20年後には元本の倍以上に膨らんでいるわけです。

今回、私が最善だと思う2つの投資法(クロス取引、スワップのサヤ取り)を紹介しました。これらは、いつか通用しなくなる可能性もありますが、他にも様々な投資法があるので、深く考えなくてもその時々で新しい投資法は見つかると思います。