新規上場銘柄のピー・ビーシステムズ(4447)を紹介していきます。

IPO投資家にとって気になるところは、公開価格よりも初値が上回るかどうかだけだと思うので、そこに絞って見ていきます。

以前紹介した5つのポイントをチェックしていきます。

10秒で分かる本日の概要
  1. ピー・ビーシステムズは、VRやクラウドサービスの会社
  2. マイナー市場への上場や悪い収益状況、SOリスクなど初値が上がらないリスクも高い
  3. 一方で、久々のIPO、テーマ性が高い、公開株数の少なさを踏まえると初値は公開価格を上回ると予想

ピー・ビーシステムズ(4447)の会社概要

基本情報

企業名:ピー・ビーシステムズ(4447)

公開市場:福証 Q-Board

ホームページ:https://www.pbsystems.co.jp

設立日:1997年2月6日

事業内容

セキュアクラウド事業とエモーショナルシステム事業という2つの事業の柱を持っており、クラウドやVRと言った人気のあるテーマを持っている会社です。

セキュアクラウド事業では、ストレージ、ネットワークセキュリティ等のクラウド技術を提供しており、受託型のシステム開発なども手掛けています。

エモーショナルシステム事業では、VRシアター4D王の製造販売を行っています。

VRシアター4D王とは、限られた施設スペースで、多くのお客様がバーチャルリアリティを同時に体験できること、そしてその感動を共有できるVRシアターのこと。

詳しい商品情報は公式ホームページで紹介しています

ピー・ビーシステムズ(4447)の初値予想

SOリスク

新株予約権は282,200株であり、発行済株式総数1,159,200株の24.3%となっており、それなりにSOリスクはあると言えます。

VCリスク

株主名 比率 ロックアップ
冨田 和久(創業者) 28.50% 180日間
森﨑 高広 5.00% 180日間
彌永 玲子 4.51% 180日間
加賀電子(株) 3.75% 90日間 or 公開価格の1.5倍
(株)ユニリタ 3.47% 90日間 or 公開価格の1.5倍
日本アジア投資(株) 3.33% 90日間 or 公開価格の1.5倍
山代ガス(株) 3.33% 90日間 or 公開価格の1.5倍
(株)ゼネラルアサヒ 2.91% 90日間 or 公開価格の1.5倍
イメージ情報開発(株) 2.78% 90日間 or 公開価格の1.5倍
K&Pパートナーズ
1号投資事業有限責任組合
2.64% 90日間 or 公開価格の1.5倍

ロックアップがきちんと掛かっているので、これを理由に公募割れする心配はなさそうです。

公募株比率

内容 株数
公募 150,000株
売出(引受人の買取引受による) 60,000株
売出(オーバーアロップメント) 30,000株
合計 240,000株

公募株の比率は62.5%となっており、人気化する可能性は高いです。

時価総額

20億程度と予想されるので、小型案件です。

なので、市場吸収額も数億円程度となるので、値は非常に軽くなりそうです。

収益状況

決算年月 14年9月 15年9月 16年9月 17年9月 18年9月
売上(千円) 884,754 1,136,416 1,323,399 1,591,790 1,485,725
経常損益(千円) △3,007 22,853 26,716 89,385 14,396
純損益(千円) △37,340 23,369 47,992 91,245 △87,318
EPS △7,884 4,934 10,036 78.71 △75.33

収益状況は良くありませんが、成長が期待される業界ではあるので、今後の成長をどこまで見込むかという話だと思います。

まとめ

項目 評価 コメント
SO、VCリスク SOリスクはやや高め。VCについてはロックアップがあるので安心
公募株比率 公募株比率は62.5%なので良い
時価総額 時価総額は少ないので値は軽い
上場市場 × 福証は人気化しにくい
収益状況 × 昨年度の赤字転落など印象悪い
総合評価 マイナス要因も多いが、初値は公開価格を上回ると予想

マイナー市場への上場や悪い収益状況、SOリスクなどを考慮すると、決しておすすめできる銘柄ではありませんが、一方で久しぶりのIPOやVR、クラウドというテーマ性などで資金が集まりやすい銘柄です。

時価総額も少ないので、高値は付きやすいです。

ただし、その分割り当てられる株数も少ないので、当選確率はかなり低くなりそうです。

IPO詳細

IPOまでの日程

内容 日程
仮条件決定 8月22日
ブックビルディング 8月26日~8月30日
当選発表日 9月2日
申込期間 9月4日~9月9日
上場日 9月12日

取扱い証券会社

主幹事:エイチ・エス証券

幹事:SBI証券、FFG証券、西日本シティTT証券、岡三証券、東洋証券、エース証券

今回のIPO応募でおすすめなのは以下の証券会社です。

証券会社 おすすめ理由
エイチ・エス証券 今回の主幹事なので確実に押さえておきたい。ここは当選が決まるまで入金不要なので、そういった意味でもおすすめです。
SBI証券 IPOチャレンジポイントという仕組みがあり、応募して落選すると貯まるポイントを使えば当選確率が高くなります。貯まったポイントは当選しても購入しなければ戻ってくるので、とりあえず応募しておくのがおすすめ。
岡三オンライン証券 ここも当選が決まるまで入金不要なので、とりあえず応募するにあたり資金拘束されるリスクが全く無いので応募しない理由がありません。