GPIFも使うカウチポテトポートフォリオで安全な資産運用ができる!

世界最大の機関投資家とも言われる日本の年金機構GPIFがその莫大な資金をどのように運用しているか興味ありませんか?

その運用方法はカウチポテトポートフォリオと呼ばれ、非常にシンプルな手法です。

本当にシンプルな運用方法であり、個人投資家でも取り入れることができるので、真似して安全に資産運用する方法を説明していきます。

10秒で分かる本日の概要
  1. GPIFの基本ポートフォリオは安全資産50%、リスク資産50%という配分で運用している
  2. 個人投資家は資金量が少ないので、投資対象の柔軟性という点でGPIFよりもアドバンテージがある
  3. 安全資産は価格変動リスクが低い投資法、リスク資産は米国株で運用するのが効率的

GPIFが使うカウチポテトポートフォリオ

カウチポテトポートフォリオとは

カウチポテトとはアメリカのスラングの一つで、ソファー(カウチ)の上に転がって、ジャガイモのようにだらだらと過ごす人間を揶揄する際に使われます。

なので、カウチポテトポートフォリオとは、そんな怠惰な人間でも扱える安全性が高いポートフォリオという意味合いで名付けられています。

具体的に、カウチポテトポートフォリオは、安全資産50%、リスク資産50%で分散する手法です。

非常にシンプルな手法ですが、この投資法は金融工学のポートフォリオ理論に基づいており、安全資産を絡めてポートフォリオを組んだ方が、リスクとリターンのバランスをより効率的に整えることができるという考え方を取り入れた戦略的な手法です。

安全資産とは債券、リスク資産とは株式に投資するのが、カウチポテトポートフォリオの基本となる考え方となります。

GPIFとは

GPIFとは、Government Pension Investment Fundの略で、正式名称では年金積立金管理運用独立行政法人と言います。

GPIFの公式ホームページはこちら

文字通り、我々の年金を運用を運用してくれている機関です。

世界トップクラスの経済大国の年金機構ということで、世界最大の機関投資家とも呼ばれており、その運用資金は約160兆円となっています。

GPIFの基本ポートフォリオ(政策アセットミックス)は以下となっています。

国内債券 外国債券 国内株式 外国株式
35% 15% 25% 25%

国内債券35%と外国債券15%を合計すると債券投資が50%、残り50%が株式への投資となっていることが分かると思います。

この資産配分はGPIFのホームページ等で基本方針として説明されている内容です。

そこでは、カウチポテトポートフォリオという考え方には言及されていませんが、同じような考え方でポートフォリオを組んでいるのは事実から間違いないわけです。

GPIFも使う運用法で安全に資産運用しよう

ベースはポートフォリオ理論

年金運用でも用いられているカウチポテトポートフォリオを我々がやる資産運用でもマネできれば、安全に資産を増やしていくことが可能となります。

それを考えていく上で、ベースであるポートフォリオ理論を深堀りします。

ポートフォリオ理論では、安全資産やリスク資産という定義は価格変動リスクとリターン率によって論じられています。

つまり、安全資産というのは、一般的には債券となりますが、価格変動リスクが低い投資対象であればどんな投資でも構わないということです。

リスク資産についても、一般的には株式などが想定されますが、我々個人投資家が応用する分にはどんな投資対象でも構わないです。

GPIFのように資金規模が大きくない個人投資家は、柔軟に投資法、投資対象を選んでいけるというアドバンテージを活かしていくことが重要です。

安全資産になる価格変動リスクが低い投資法

安全資産という定義が正しいかどうかは別として、ポートフォリオの一つとして組み込める価格変動リスクが低い投資法を紹介します。

下記、3つの投資法がおすすめです。

  • 株主優待のクロス取引
  • IPOプライマリー投資
  • トルコリラのスワップサヤ取り

これらはどれも、価格変動リスクを回避している投資法です。

一般的な安全資産という定義とは異なりますが、価格変動リスクが低いという観点においては、安全資産というポジションでポートフォリオに組み込むことが可能です。

おすすめのリスク資産 ①米国株

次にリスク資産について紹介していきます。

まずは、絶対に外せないのが米国株です。

実は、GPIFの運用では国内株で赤字計上することが多いのですが、この米国株で大きく稼いで最終的な収支をプラスにしています。

国内株の賛否両論は置いておいて、投資対象としてみた時に米国株の成長性の高さは言うまでも無いので、投資しないという選択肢は無いと思います。

GPIFの投資法を真似するという意味でも、米国株をポートフォリオに組み込んだ方が良いです。

ただし、株式はあくまでもリスク資産なので、上述した通りリスク資産の配分は50%までという原則は守るようにして下さい。

おすすめのリスク資産 ②J-REIT

とは言っても、日本人なら国内株にも投資しておきたい、それは冗談でもリスク分散や投資のしやすさ等の観点から国内株にも投資したいという方はゼロではないと思います。

確かに、米国経済がこのまま絶好調で、株価も堅調に推移していくという保証はどこにも無いので、リスク分散を考えるというのは悪い選択ではないと思います。

ただ、日本株にはあまり魅力がないというわけで、おすすめしたいのはJ-REITです。

J-REITも日本株と言えばそうなのですが、不動産投資に限定されている点や法律的に配当利回りが高くようになっていたり、事業会社の株とは異なる点が多いです。

特に、不動産投資をメインにしているので、通常の株式と値動きのタイミングが異なり、かつ値動きが小さくなりやすいディフェンシブ銘柄のような側面を持っているので、その点でも分散投資には最適です。