今回は私の資産運用の中でも主力の一角を担っているトルコリラのスワップポイントのサヤ取りについて、ちょうど1カ月経過したので、その運用実績を公開していきたいと思います。

価格変動リスクを回避できるので、低リスクで初心者にもおすすめの投資手法となっています。とは言え、本当に儲かるのかちょっと不安という方は運用実績をご覧いただければ、私が主力だと言う理由に納得して戴けるのではないかと思います。

トルコリラスワップのサヤ取りとは

スワップポイントのサヤ取り

まずは、そもそもスワップのサヤ取りとは何かという話をしていきます。もうそこらへんの話は、ご存知だと言う方は、運用実績を後半の方で公開しているので、サクッとスクロールして読み飛ばして戴いても構わないかと思います。

スワップポイントのサヤ取りは、FX業者が自由に設定できるスワップポイントの差を利用した手法です。業者間で両建てすることで価格変動リスクを回避しつつ、スワップ差分を儲ける手法です。スワップポイントのアービトラージ、異業者両建て、タダ取りなどとも呼ばれます。

例えば、ドル円1万通貨あたりA業者はスワップポイントを80円、B業者は60円と設定しているとします。買いと売りのスワップポイントは異なることもありますが、今回は同じであるとします。この場合、A業者でロングして、B業者でショートすれば、スワップは80円受け取りと60円支払うが発生するので、毎日20円のスワップ差が儲けとなります。

ドル円が100円の時に1万通貨のポジションを持ったとします。105円になると、買いでは5万円の利益が出て、売りでは5万円の損失がでます。95円になると、買いでは5万円の損失が出て、売りでは5万円の利益が出ます。つまり、買いと売りで利益と損失が常に相殺されるので、価格変動リスクは無くなります。このような安全な環境で、毎日一定額のスワップ差をゲットすることができるというわけです。

トルコリラが最強|各通貨利回り比較

スワップポイントのサヤ取りの中でも、トルコリラが断トツに利回りが高くなります。

実際にどれだけ儲かるのかは下表となります。利回りについては、リスクを完全に抑えたレバレッジ1倍を前提としており、年利換算で計算しています。

通貨 買いスワップ(1万通貨) 売りスワップ(1万通貨) 利回り(年利換算)
ドル円(109.95円) +91円(SBI FXトレード) -69円(セントラル短資FX) 0.37%
ユーロ円(123.56円) -1円(DMM FX) +15円(みんなのFX) 0.21%
豪ドル円(76.97円) +45円(みんなのFX) -32円(DMM FX) 0.31%
NZドル円(72.53円) +41円(ライブスターFX) -25円(くりっく365) 0.40%
カナダドル円(81.94円) +50円(みんなのFX) -35円(DMM FX) 0.33%
スイスフラン円(108.65円) -10円(DMM FX) +30円(みんなのFX) 0.34%
南アフリカランド円(7.76円) +15円(LION FX -8円(セントラル短資FX) 1.65%
メキシコペソ円(5.75円) +15.5円(みんなのFX) -12.9円(くりっく365) 0.83%
トルコリラ円(18.28円) +110円(みんなのFX) -78円(GMO FXneo) 3.19%

比較すると、トルコリラ円が3.19%というパフォーマンスになります。さらに、価格変動リスクを回避しているので、レバレッジ掛けても全然大丈夫です。

レバレッジ1倍
維持率2500%
レバレッジ2倍
維持率1250%
レバレッジ3倍
維持率833%
レバレッジ4倍
維持率625%
レバレッジ5倍
維持率500%
利回り(年利換算) 3.19% 6.38% 9.57% 12.76% 15.95%
耐えられる変動率 100% 50% 33% 25% 20%

安全運転したいならレバレッジ3倍前後、1日に数回こまめな管理ができるならレバレッジ5倍程度でも、全く問題が無いと思います。価格変動リスクを回避しているので、誰がやっても利回り15%です。

もちろん、スワップポイントは変動するので、このパーセンテージは保証されませんが、概ねそれぐらいの数字が出るポテンシャルはあります。詳しくは、後半で運用実績を公開するので、実際のパフォーマンスはそちらも参考にしてみて下さい。

私が使っているFX業者

スワップポイントのサヤ取りはFX業者選びが重要です。業者を選ぶ時のポイントは、スワップポイントとロスカット水準です。

【買いポジション】GMOクリック証券(くりっく365)

GMOクリック証券【くりっく365】は、くりっく365なのでスワップポイントが高い水準が維持されています。また、ロスカットは証拠金維持率50%まで許容されます。

【買いポジション】みんなのFX

みんなのFXは、GMOよりもスワップポイントが高い水準で維持されています。一方で、ロスカットは証拠金維持率100%となります。こちらもおすすめなので、口座は持っておいても良いかもです。

【売りポジション】GMOクリック証券(FXネオ)

GMOクリック証券【FXネオ】は、スワップポイントの低さが常に上位となっています。長期的な運用を考えるならば、ここ一択で間違いないです。ロスカットが維持率50%まで許容されている点も嬉しいです。

買いポジションについては、GMOクリック証券(くりっく365)とみんなのFXはどちらでも良いと思います。月によってパフォーマンスが勝ったり負けたりなので、どちらでやっても大差がないと考えます。

私は、売りポジションのGMOクリック証券(FX neo)と同じGMOで揃えておくと、買いと売りの資金移動をする際に銀行を介す必要が無くとても便利なので、買いポジションはGMOクリック証券【くりっく365】、売りポジションはGMOクリック証券【FXネオ】を使っています。

トルコリラスワップのサヤ取り!1カ月の運用実績公開

1カ月の運用実績公開

長々と引っ張ってしまいましたが、運用実績を公開していきたいと思います。ちなみに、この結果は、2019年5月~2019年6月までの1カ月の結果となります。

まずは下図をご覧下さい。上がGMOクリック証券【FXネオ】の売りポジションとなり、下がGMOクリック証券【くりっく365】の買いポジションとなります。

一瞬、百万円近い損失が目に入ってくるので少し焦りますが、一方で百万円近い利益を出しているので問題なしです。実際の証券会社の表示のままだと沢山並んでいて分かりにくいかと思いますので、売買損益とスワップ損益を以下で整理しておきます。

売買損益 スワップ損益 合計
買いポジション 848,000円 356,880円 1,204,880円
売りポジション -889,600円 -283,200円 -1,172,800円
合計 -41,600円 73,680円 32,080円

結論としては、1カ月目の利益としては32,080円となりました。初月はスプレッド分のマイナスがありますが、それでも約3万円の利益となりました。

売買損益のマイナス4万円についてはスプレッド分なので、多少増減(±1万円ぐらい)することがあっても、この数字が大きく変わることはありません。つまり、来月以降は、スワップ損益の約7万円がそのまま利益として増えていくことになります。

トルコリラを100万通貨を建てるにあたって投入している資金は約600万円なので、それで毎月7万円の収入を得られるとすると、年利換算で約14%の利回りとなります。疑っていた方もいると思いますが、現実としてこれぐらいの利回りを出すことが可能なわけです。

もちろん、600万円なんてポンッと出てくる金額ではないので、もっと少ない資金量から始めることも可能です。私が使っているFX業者では最小取引単位は1万通貨からとなっているので、約6万円程度(レバレッジを調整して約5万円程度)が最小資金の目安となってきます。

実践するにあたり、資金管理が重要

上述してきたように、この手法は非常に魅力的です。そして、初心者にも実践可能なほど簡単な手法でもあります。ただ、一つだけ注意しておくことがあり、資金管理には細心の注意が必要です。

と言うのも、FXには証拠金維持率を割り込むと勝手に損切りされてしまうロスカットという仕組みがあります。これが発動すると、この手法のキモである両建てのポジションの片方だけが解消されてしまいます。ロスカットが発動した瞬間に損失が確定するわけではありませんが、両建てではなくなるので価格変動リスクを負うことになってしまいます。

そうすると、通常のトレードと変わらなくなってしまうので、ただでさえアービトラージでポジションが大きくなっている中で、初心者の方は上手く立ち回れないと思うので、ロスカットにかからないように口座の証拠金維持率を監視して資金管理を怠らないようにする必要があります。

逆に、そこさえ気を付けておけば、誰でもできるシンプルな手法だと思います。

トルコリラのスワップポイントサヤ取りについて、下記で詳しく説明しているので、この手法を実践する前に一読しておいて下さい。

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